スキップしてメイン コンテンツに移動

優良マンションの認定促進 長期住宅法改正案を閣議決定!住宅ローン減税など手厚い優遇措置目指す

政府は5日の閣議で、「長期優良住宅」の認定制度を見直し、分譲マンションでも取得しやすくする長期優良住宅普及促進法改正案を決定しました。 現在は部屋ごとに認定する仕組みですが、管理組合単位で1棟ごとに手続きできるようにします。 同制度は、耐震性や省エネ性能に優れた住宅を自治体が認定する仕組み。認定住宅は住宅ローン減税などで手厚い優遇措置を受けられます。 現在は、新築か増改築時に認定のタイミングが限られていますが、改正案には性能面で基準を満たす既存住宅であれば、リフォームなしでも取得できる仕組みも盛り込んでいます。 概要については次のとおりです。 背景・必要性 多世代にわたり良質な住宅が引き継がれる住宅循環システムの普及・定着を図り、脱炭素社会の実現にも貢献していくため、長期優良住宅の普及促進と住宅の円滑な取引環境の整備(特に紛争処理機能の強化)が必要 法案の概要 長期優良住宅の普及促進等 ① 認定対象の拡大等 共同住宅について、区分所有者がそれぞれ認定を受ける仕組みから管理組合が一括して認定を受ける仕組みに変更 ※併せて、省エネルギー性能の向上のための基準の見直し 共同住宅の認定基準の合理化等 (賃貸住宅の特性を踏まえた基準の設定等) 良質な既存住宅を長期優良住宅として認定する制度を創設 ② 認定手続の合理化 住宅性能評価を行う民間機関が住宅性能評価と長期優良住宅の基準の確認を併せて実施 ③ 頻発する豪雨災害等への対応 認定基準に災害リスクに配慮する基準を追加 (災害の危険性が特に高いエリアを認定対象から除外等) 既存住宅に係る紛争処理機能の強化等 ④ 住宅紛争処理制度の拡充 リフォーム、既存住宅売買等に関する瑕疵保険に加入した住宅に係る紛争を住宅紛争処理の対象に追加 住宅紛争処理に時効の完成猶予効を付与 ⑤ 住宅紛争処理支援センターの機能強化 住宅紛争処理支援センターによる住宅の瑕疵情報の収集・分析と活用 住宅事業者による基準日ごとの届出手続の電子化等 目標・効果としては 優良な住宅ストック形成、住宅の円滑な取引環境の整備を通じて、質の高い既存住宅の流通を促進 としています。 マンション管理ヘッドライン 一日一ニュース ■チャンネル登録お願いします。■ https://www.youtube.com/channel/UCoCrtxPl6e_yhdRV0fsuNig ブログ https://mankannews.blogspot.com/ Facebook(マンション市況、ニュースに関する考察、うんちくをつぶやきます) https://www.facebook.com/profile.php?id=100059491860062 Twitter(マンションあるある等適当につぶやいています) https://twitter.com/netamade2 Podcast(音声メディア) https://open.spotify.com/show/6CMnIIgmSXHdKDlyJoEQnf https://www.himalaya.com/personal-journals-podcasts/2929077 ココナラ https://coconala.com/users/2217698 メルマガ(毎日、有益な情報を発信します) https://www.mag2.com/m/0001694000 #優良マンション #住宅ローン減税 #中古優良マンション #マンション評価制度 #長期住宅法

コメント

このブログの人気の投稿

ウェブ上でマンション理事会の事前協議、議案賛否などを行える便利ツールで業務効率化・時短化!

先般、流行病の影響で、非接触・非対面による会合が望まれています。 マンションの理事会、総会もその限りではありません。 先般、ウェブ上で総会が行えるツールをズームコミュニケーションがリリースしていましたが、こちらは理事会をウェブ上で行えるツール。 総会と違って、理事会の運用は区分所有法に基づくものではないので、制約は少ないです。 特に大型マンションなどは、こういったツールを使って、安全で効率的なり次回運営をはかってみてはどうでしょうか。 ラージヒル https://largehill.co.jp/index.html リモアーボ https://largehill.co.jp/remo-EarVo.html

管理員や現場作業員の省力化!マンパワーに頼る仕組み変更、問われる業務の見直し

マンション管理員の省力化に関する取り組みがマンション各社で行われています。 マンション管理業界はどうしても、「人が行うサービス」が大半で、なかなか先進技術が進んでも、人というものが置き換わることはないんじゃないかな的なことが、過去言われてきていたのですが、ここに来て、デジタル化が加速しています。 外国人をいれてでも、残すべきと言われていた管理員においても、いなくてよくなります。 マンション管理ヘッドライン 一日一ニュース ■チャンネル登録お願いします。■ https://www.youtube.com/channel/UCoCrtxPl6e_yhdRV0fsuNig ブログ https://mankannews.blogspot.com/ Facebook(マンション市況、ニュースに関する考察、うんちくをつぶやきます) https://www.facebook.com/profile.php?id=100059491860062 Twitter(マンションあるある等適当につぶやいています) https://twitter.com/netamade2 Podcast(音声メディア) https://open.spotify.com/show/6CMnIIgmSXHdKDlyJoEQnf https://www.himalaya.com/personal-journals-podcasts/2929077 ココナラ https://coconala.com/users/2217698 メルマガ(毎日、有益な情報を発信します) https://www.mag2.com/m/0001694000 #労働集約型 #AI管理員 #リモートコンシェルジュ #デジタル管理会社 #マンション管理

マンション管理適正評価制度と管理計画認定制度で、微妙な評価項目のずれ。国の基準に適合させるため等級評価項目の内容見直しも。

要約 ・管理評価制度は管理計画認定制度の上位互換制度を目指している。 ・一方、それぞれの評価項目に若干の乖離が!不足分については追加を検討 ・実務的に疑問点も見られる。そこは調整か!? 本件については若干の疑義有りです。 資金計画で、不足が予測された場合は、予め一時金を徴収することを決議することはなく、借入金を利用することが一般的となっていますが?本当にそうでしょうか? 少なくとも、私の周りでは、借入金を敬遠し、一時金徴収を採択しているマンションは多いように感じます。 こういった評価項目においては、どちらかを選択しているか?ではなく、いずれかを選択し、不足分の調達する道筋をつけているか?で評価すべきではないでしょうか マンション管理ヘッドライン 一日一ニュース ■チャンネル登録お願いします。■ https://www.youtube.com/channel/UCoCrtxPl6e_yhdRV0fsuNig ブログ https://mankannews.blogspot.com/ Facebook(マンション市況、ニュースに関する考察、うんちくをつぶやきます) https://www.facebook.com/profile.php?id=100059491860062 Twitter(マンションあるある等適当につぶやいています) https://twitter.com/netamade2 Podcast(音声メディア) https://open.spotify.com/show/6CMnIIgmSXHdKDlyJoEQnf https://www.himalaya.com/personal-journals-podcasts/2929077 ココナラ https://coconala.com/users/2217698 メルマガ(毎日、有益な情報を発信します) https://www.mag2.com/m/0001694000 #マンション管理適正評価制度 #管理計画認定制度 #修繕積立金 #資金計画 #長期修繕計画